●クレマチスは植え替えられないから、まず場所選び
クレマチスは植え替えを嫌うので、庭植えする場合には、事前にしっかり場所を選んで、後々、植え替えなくて済むように考えましょう。
●日照たっぷり、乾燥注意
一般的には一日に4~5時間以上、日が当たる場所を選びます。
ハンショウヅル系など一部の品種は、日照が強い地方では半日陰くらいがいい場合もありますが。
またクレマチスは株元に直接日が当たることを嫌いますので、つる性のクレマチスの株元には背の低い草花を植えるなどして、対策しましょう。
水はけが良い場所がいいですが、乾きすぎるのもよくありません。地面にわらをかぶせるなどして、乾かないようにすると共に、乾燥を好む植物の近くは避けましょう。
風通しの良い場所がいいですが、風が強すぎてもダメです。
●小さな苗は1~2年は鉢で育成
おおむね2~3号サイズのポット苗は挿し木して一年目の苗、3.5号以上のポット苗は2年以上の苗です。
4号鉢以下の小さい苗を買った場合には、1~2年くらい、鉢で育てて、株を充実させてから庭植えにしましょう。
●庭植えするなら、5号鉢以上の大苗
庭植えは鉢のサイズが5号以上の株が安心です。
5号くらいの花付の鉢植えを買って、花後に剪定してから植えつけるのがおすすめ。
●植えつけの間隔は60~70cm
複数のクレマチスを植えつけるときは、株と株は60~70cm離して植えましょう。
系統が異なるクレマチスを並べて植えると、剪定の時期や方法に悩みますし、片方が負けて弱る場合もあります。同系のクレマチスを選ぶようにしましょう。
●土の性質に注意!
クレマチスは水を好み、しかも水はけの良い土を好みます。
もし庭が雨の後、水溜りがなかなか消えないようなら、水はけが悪いので、土壌改良が必要です。その場合は、土を深く掘って、植える穴の下のほうにまずパーライトや川砂を混ぜておきましょう。
クレマチスは弱アルカリ性を好みます。つつじなど弱酸性を好む植物がよく育っているような場所は禁物。
庭の土のpH(ペーハー)を土壌酸度計で計り、弱酸性なら、土には石灰などを混ぜて、弱アルカリ性にしておきましょう。
土には腐葉土などを混ぜておくか、鉢より二まわりくらい大きく土を掘って、穴にクレマチス専用土を入れてから植えつけるとよいでしょう。
●根鉢はあまり崩さずに
根鉢(鉢のような形になった根と土のかたまり)は、根が伸びすぎて周囲を白く囲んでしまっているような状態の場合には多少くずしますが、基本的にはあまりくずさず、根などを傷つけないようにそっと扱いましょう。
●2節土中に埋まる深植えに
植えつけるときは、2節が土の中に埋まるように、深く植えつけます。
クレマチスは節ごとに芽が出るので、立ち枯れ病になって地上部が枯れた場合でも、地中に節を残してあれば、復活させることができます。
土は植えつけた後、次第に締まってきますので、多少盛り土気味にしておくとちょうどよくなります。
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