薄め、百ページ少々の本です。
つる性植物の楽しみ方全般について書かれた本で、つるバラについては育て方なども書かれていますが、 クレマチスについては詳しく書かれていません。
●低い範囲で楽しめる、つる性植物に関する本
仕立て方の事例なども1～2m高さていどの木や植物が主流で、2階まで植物でおおうような事例は載っていません。
主に塀やアーチ、コンテナで立体的な演出を楽しむ事例がたくさん載っています。
●植物図鑑は仕立て方別に紹介
棚で育てる、アーチに絡ませるといった植物の仕立て方別に、適した植物が紹介されています。ただ、 各植物のつるの長さが書かれていないので、植物のサイズがわからない点が不便です。
アマゾン＝＝＞育て方・楽しみ方がわかるツル性植物―立体的な花の庭づくり
楽天ブックス＝＝＞ツル性植物
写真が大きく見て楽しめる本です。
●つるバラを楽しむ基礎レッスン
この章では初心者にもわかりやすく、大き目の写真や図入りで、つるバラの育て方が書いてあります。
「苗の選び方」では新苗、大苗、鉢苗という、売られている苗の形態を紹介、「初心者には大苗がおすすめ」として、
なぜ大苗がいいのかを説明しています。
そして「庭への植え付け」、「鉢への植え付け」、「植え替え」、「剪定と誘引の仕方」、「肥料のやりかた」も説明が丁寧です。
「つるバラの栽培カレンダー」も便利です。
●クレマチスを楽しむ基礎レッスン基礎レッスン
この章ではやはり初心者にもわかりやすく、大き目の写真や図入りで、クレマチスの育て方が書いてあります。
「苗の選び方」では１年生苗、２年生苗、開花鉢という、売られている苗の形態を紹介、「よい苗の選び方」も図入りで説明されています。
そして「庭への植え付け」、「鉢への植え付け」、「植え替え」、「剪定の仕方」、「肥料のやりかた」も説明が丁寧です。
「クレマチスの栽培カレンダー」も便利です。
●品種図鑑も
つるバラは28種類、クレマチスは30種類、その他のつる植物は32種類写真入で紹介されています。 つる植物に関してはつるの長さが書いてあるので便利です。
●「つる植物の種類」が便利
茎が巻き付くタイプ、吸着根でくっつくタイプ、巻きひげが巻き付くタイプ、はい広がるタイプ、とげをひっかけるタイプに分けて、 植物の性質と利用の勝手の説明がされているところがわかりやすくて便利でした。
●ベランダでの楽しみ方も紹介
ベランダの場合のマナーや風などの問題点も含めて、ベランダガーデンでのつる植物の楽しみ方も紹介されています。
●実例写真もいろいろ
家の壁を活用したウォールガーデン、自然なナチュラルガーデンなど、実際のお宅の写真で実例も紹介しています。
アマゾンで購入するなら＝＝＞つるバラとつる植物のガーデニング
楽天ブックスで購入するなら＝＝＞つるバラとつる植物のガーデニング
つる性植物の本は実際にはほとんどがクレマチスとバラの本です。
この本もそんな本の1冊で、1/3がクレマチス、1/3がバラに関して書かれていて、その他のつる性植物の紹介および、
つる性植物を使った庭づくりについては、残る1/3だけです。 最近人気の、
クレマチスとつるバラでの庭づくりを考えているなら役に立ちます。
●これから植える品種を選ぶひとに
写真が多い本で、図鑑的な要素が大きい本です。 どんな花、どんなつる性植物を植えようか悩んでいる方が花を選ぶには適しています。
クレマチスも十ページ以上を使って、81種類のクレマチスを写真入りで紹介しています。
つるバラも同じく十ページ以上を使って、78種類のつるバラを写真入りで紹介しています。
その他のつる性植物も28種類が紹介されています。特につるの長さが書かれているので、
どのくらいのスペースにまで広がるのかがわかって便利です。
●クレマチスの専門家による育て方詳細記事
クレマチスの専門家、杉本公造氏が苗選びから植え付けかた、剪定方法まで、たっぷりの写真入で詳細に紹介しています。 クレマチスだけの本を買わなくても、ひととおりのことはこの本だけで覚えられます。
●バラの専門家による育て方詳細記事
バラの専門家、村田晴夫氏がつるバラならではの性質や管理、仕立て方などを詳細に紹介しています。 特に剪定と誘引の仕方は写真と図入りで詳しく書かれている点が助かります。
●造園家による「つる植物のある庭づくり」提案
イラストで庭のどんな場所にどんな植物を植えて、どんな演出をすればいいか、庭づくりの提案がされています。ベランダ、 窓上などそれぞれの場所に植える具体的な植物がメモされたイラストで、庭のイメージが膨らみます。
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●目的に合った庭づくり、
木選びをサポート
「大人の園芸」というタイトルが内容を表してなくて、実用本のライターであるわたしとしては「もったいない！」と感じました。
タイトルに込めた思いはわかります。園芸のための園芸ではなく、この本は木のある暮らしを楽しむための本です。
わたしは庭に植える木を選ぶときの選び方がわかることに惹かれて買いました。
特に惹かれたのが「庭をつくる」として、「少ない手間で楽しめる庭」、「ベランダに木を植えて庭にする」など、
それぞれの目的に合った庭づくりを紹介していたり、「シンボルツリーを選ぼう」として、「日陰に強い木を選ぶ」、
「ローメンテナンスの木を選ぶ」、「香りで木を選ぶ」など目的に合った木を選ぶ手伝いをしてくれそうなところが気に入りました。
●図入りでとにかくわかりやすい手入れの説明
でも実際に手に取ったら、それ以上にありがたかったのが、基礎知識の部分。これまで木の育て方がわかる本を数冊買いましたが、
木の植え替えに適した時期や、植え付けのしかたをこんなに詳しい図や写真たっぷりに説明している本に出会ったのは初めてです。
アマゾンで買うなら大人の園芸庭木花木
果樹
楽天ブックスで買うなら大人の園芸
NHK「趣味の園芸」から生まれた本のひとつで、人気の 「よくわかる栽培12か月」シリーズの1冊です。
一般に知られている柑橘類については、ほとんど網羅している本です。
育てていく上での剪定の仕方、どんな肥料をいつほどこすか、どう消毒して、害虫や病気を退治していくかなど、たくさんの写真入りでわかりやすく説明されています。
「12か月の管理と作業」が便利です。
詳細は＝＞よくわかる栽培12か月～柑橘類
庭にどんな木を受けようか迷っているときに便利な本です。
たとえば「木陰を作る」、「目隠し」といった目的に合った木選びから、それぞれの木がうまく育つ環境の説明、剪定の仕方など、詳しく解説されています。
木を選ぶところから、その木を育てるところまで、長きに渡って役立ってくれるところがありがたい本です。
季節が変わるたびに読み返す本
一家に一冊！の本 新種の木が盛りだくさん
庭のつくりかたの本は、しばしば眺めて「ステキね」で終わり、実際には使えないことが多くありません？
●リアリティのある実用的な本
「日当りの悪い通路を安らぎの空間に」や「心ときめく、奥行き30cmから90cmの楽園」といったタイトルからも伝わってくるように、この本はリアリティがあって、具体的に家の周りのどういう狭いスペースをどんな植物や道具でどう演出するかが書かれています。
●作業は写真入でわかりやすく
特に「小さな庭をつくってみよう」は写真入で、具体的に作業を書いてあり、親切でわかりやすい。
本の詳細は＝＝＞アマゾンの狭さをいかす庭づくり
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これからガーデニングを始めようというひとから、そこそこ園芸にはまっているけれど、庭が自分のイメージどおりにならないと悩みを持つ人にまで、おすすめできる本です。
イギリスの本ですが、写真や説明図がたっぷり入ったわかりやすい本で、「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」オーナーの英国園芸研究家ケイ山田さんが日本語版監修しているので、日本人が読んでもムリのない内容になっています。
本の詳細は＝＝＞アマゾンのテーマ別・ガーデニングのすすめ―イギリス発:週末は庭師になろう
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